プライス・ファミリー・ワインズの経営者としてキスラー、ルトゥム、ゲリー・ファレル等、数々のトップワイナリーと畑を所有しているビル・プライス個人の「世界最高水準のカリフォルニアワインを造る事」を目的に2002年設立されたブティックワイナリー。2014年からはソノマで「ピノの代名詞」と謳われるボブ・カブラルをワインメーカーに起用。(2007 Williams Selyem Litton Estate Vineyard Pinot Noir 100点獲得/2011年度WE誌 “Winemaker of the Year” 受賞)優良畑の一つ、デュレルやギャップス・クラウンを始めとする所有自社畑から20ものブランドへ葡萄を提供し、いずれも高評価なワインを生み出しています。その中でも最も優れた葡萄が造られる区画を選び、スリー・スティックスを生み出しています。生産量はわずか4000ケース。60%はメーリングリストの顧客に、残り40%はディストリビューターに分けられ、更にその40%の内の70%が全米トップのレストランへ販売されています。アメリカ国内でほぼ消費されてしまう為、輸出に振り分けられる量は極小。最近では全米一予約が困難とされるナパの名店「フレンチ・ランドリー」にも採用され、「NOBU」、「マイケル・ミーナ」、「オレオール」、「アラン・ウォンズ」等のミシュラン星付き高級レストランでも提供されています。また、フード&ワイン誌2017年度ベスト・ソムリエの一人として取り上げられたエイガーン所属のチャド・ウォルシュも顧客の一人となっています。
ソノマ5大畑に数えられるデュレルヴィンヤード産の葡萄のみを使用。
長めの低温発酵によって繊細でフローラルなアロマが香り、口に含むとオレンジ、ヘーゼルナッツ、クレームブリュレが感じられます。フレンチオーク(内33%は新樽)で15カ月熟成。
ファーストヴィンテージ。畑は、最北のワララ、風が強いぺタルマ・ギャップにあるソノママウンテン沿岸部のギャップス・クラウン、セバストポル北の森林に位置するデュポン、そしてデュレル・ヴィンヤード産葡萄のブレンドです。非常に香り高くフレッシュなブラックベリーを核にエキゾチックなピンクペッパーコーンとカルダモンが感じられます。
フィニッシュまで通して重みある味わいでバランス良い骨格と素晴らしい凝縮感が特徴。
フレンチオーク(内60%は新樽)で11カ月熟成。
ミネラル感のある卓越したピノ・ノワールが育つ自社畑ギャップス・クラウン産葡萄100%。
2015年は干ばつが続き4年目で史上最も早く収穫期を迎え、風が強いために収穫量は減少しました。
その分当たり年だった前年のように葡萄が小粒なので発酵時に果皮が多く凝縮感のあるリッチな味わいと質感のピノ・ノワールが出来ました。濃く鮮やかな色合い。ブルーベリーやプラム等の果実とフレッシュなクランベリーを中心に爽やかなミントがほのかに香ります。
フレンチオーク(内55%は新樽)で15カ月熟成。