2015年、レヴィックはフィリップ ホルブルックとウィル プリムによって設立されました。
9歳の時からの友人である二人は、ナパヴァレーのハウエルマウンテン ディオジーンズリッジでカベルネソーヴィニヨン2樽から始めました。
「REVIK」とは彼等が古い辞書で見つけたrevel(時間)とvik(場所)の単語を組み合わせから生まれました。
クームズヴィルとハウエルマウンテンで有機栽培と乾地農法による葡萄栽培に取り組み、その後すぐに志を同じくするナパヴァレーや北カリフォルニアのソノマの栽培者との提携を始めました。提携することによりカベルネソーヴィニヨン以外のテンプラニーリョ、ピノノワール、シラー、シャルドネ、ソーヴィニヨンブランとワインの種類を増やしました。2019年原点に立ち戻り、ナパヴァレーの自社農園で栽培したカベルネソーヴィニヨンとソーヴィニヨンブランを使用した自社ブランドのワイン造りにより力を注ぐようになりました。レヴィックのワインは「世界のレストラン・ベスト50」で1位に輝いた、ニューヨーク「イレブン・マディソン・パーク」でもオンリストされました。
冷涼なサフィヴィンヤードでしっかりした酸を持つソーヴィニヨンブランを育てています。新旧混合のフレンチオーク樽で発酵、マロラティック発酵は行わず、定期的に澱の撹拌をします。オールドワールドのクラシックな味わいのワイン造りを目指しており、素晴らしい果実味とテクスチャ―、しっかりとした酸味のワインです。
スティーヴ マサイアソン所有の有機栽培認証のリンダヴィスタヴィンヤードのシャルドネを使用。スティーヴ マサイアソンはナパ ヴァレー屈指のヴィンヤードコンサルタントであり、ナパの土壌を極めた敏腕の栽培・醸造家。畑はオークノールにあり、海からの冷涼な風とカリフォルニアの暖かい日差しにより、果実味と酸味のしっかりした葡萄が育ちます。その葡萄を樽とステンレスドラムで自然酵母を用い低温で発酵、澱は撹拌せず、マロラティック発酵も一部のみ行います。きれのあるフレッシュでフルーティーな味わいで、食事によく合います。
グレッグ アダムス所有の有機栽培認証のラモンド ヴィンヤードのピノノワールを使用。グレッグアダムスは有機栽培のエキスパートであり、畑はソノマコーストのセバストポルに近いベイカー レーンにあります。葡萄は75%を全房圧搾し、自然酵母で発酵、フレンチオーク樽で10か月熟成させます。豊かなアロマとしっかりした骨格を持っており、エレガントでフレッシュなワインです。
ナパヴァレー南部にあり、冷涼で砂利交じりの土壌のサフィで育つ葡萄は樹に実っている期間が長いのが特徴です。その葡萄をステンレスタンクで22日間発酵、50%を新フレンチオーク樽で18か月熟成、無濾過で瓶詰めします。酸がしっかりしており生き生きとした味わい。タンニンは柔らかくやや控えめのワインです。