Hope Family Wines

1980年代初頭、ナパ ヴァレーの5つ星ワイナリー“ケイマス”のチャック・ワグナー氏は、低価格で良質なセカンドブランドの創作をもくろみ、カリフォルニア各地を渡り歩いてホープ・ファミリーと出会い『リバティー・スクール』 という名のブランドを生み出しました。その後、ハイコストパフォーマンスなワインとして大成功を収めた後、ホープ・ファミリーは独立して自らのブランド 『トレアナ』 を設立し、それを機会にリバティー・スクールもトレアナ・ファミリーの一員となり、品種もシャルドネ・シラーを加え、更なる躍進を遂げています。


リバティースクール カベルネソーヴィニヨン

Liberty School Cabernet Sauvignon

カベルネソーヴィニヨン100%

パソロブレス産葡萄を仏米混合樽(内10%は新樽)で18カ月熟成。樽で寝かせている間2回澱引きしボトリング直前にろ過。ブラックカラント、つぶしたブラックベリー、チェリーというクラシックカベルネのアロマ。その底層にはこがしたサンダルウッド、ブラックペッパーコーン、ユーカリプタスとシナモンの香りが流れる。口中ではダークベリー、チェリーとほのかにトーストしたオークの味わいが広がり、ベルベットのようなタンニンとバランスの取れた酸味が長くフルーティーなフィニッシュへと導く。
2009年ヴィンテージ『Wine Enthusiast TOP100 BEST BUYS2012』第3位!

リバティースクール シャルドネ

Liberty School Chardonnay 

シャルドネ 88%、ピノグリ7%、マルサンヌ4%、ヴィオニエ 1%           

収穫後房ごとプレスし樽発酵後、澱の上で6~8カ月間米仏のニュートラルオーク樽内で熟成させました。クリーミーさを増すため月に1回攪拌し、8カ月後にブレンド。その後ボトリングの前にタンク内で3カ月熟成。青リンゴとレモンゼストにトロピカルなパイナップルとマンゴーの加わったアロマで始まり、活気ある酸味がインパクトを与える一方、クリーミー な口当たり、青リンゴ、ブラッドオレンジ、グアヴァとトーストしたアーモンドのリッチなフレーバーが口中を満たします。
SAKURA AWARDS 2016 ゴールド受賞

トレアナ レッド

カベルネソーヴィニヨン 75% シラー25% 

収穫後、収穫畑ごとにステンレスタンク内で14~20日間発酵。長めのマセラシオンで注意深くタンニンを抽出。品種ごとに80%フレンチオーク、20%アメリカンオーク(65%新物、残りは1回使用)樽内で13カ月熟成。最初のブレンドは2014~15年冬に行い、さらに2カ月樽内で追加熟成。ブラックベリー、レッドカラントとザクロのアロマにレザー、鉛筆の芯と甘いベーキングスパイスがほのかに香る。しっかりした、それでいてベルベットのようなタンニンのフルボディ。口中では複雑なフレーバーが酸味をアクセントにして広がります。

トレアナ ブラン

Treana Blanc

マルサンヌ 45% ヴィオニエ45% ルーサンヌ10%  

ジュースの75%はフレンチオーク樽(10%新樽)で発酵。(マルサンヌはニュートラルオークのみを使用) 。ワインはその後澱の上で9カ月間熟成。残りの25%はステンレスタンクで発酵熟成し、2013年夏に樽発酵させたワインとブレンドしました。洋ナシ、キウイ、メーヤーレモン、白い花とカシュウの生き生きしたアロマを持つ。口中では芳醇な口当たりでパイナップル、メロンとピーチのフレーバーにほのかなバタースコッチの味わいもあります。最後に鮮やかで切れの良い酸味が長く残る。

トラブルメーカー

Troublemaker

シラー57%、グルナッシュ15%、プティシラー11%、ムールヴェドル10%、ジンファンデル7%

セントラルコーストで全盛の種類のワインの影響を受けて5品種のブレンドを造りました。ヴィンテージもブレンド。平均14か月フレンチ&アメリカンオーク(15%は新樽)で熟成。とろっとしたブラックベリーとスパイシーなラズベリーのアロマがスモーク、ホワイトペッパー、クローブ、たばこ、レザー、甘く茶色いベーキングスパイスと混り合う。口中では濃厚でたっぷりしたジューシーフルーツの味わい。フィニッシュはスモーキーなトーストオークのフレーバー。