イタリア「白ワインの聖地フリウリ」の5年連続トレ・ビッキエーリ獲得実力派ワイナリー。1970年にピスティオーニ家が設立し、2008年には現オーナーのアレックス・マッカン氏の手に渡って今に至ります。D.O.C.フリウリ・グラーヴェ内、トレヴィソとポルデノーネ両県との境界線に近いリヴェンツァ川とメドゥーナ川の間に位置しているル・モンドは、ワイナリーの名であり、その地域の名でもあります。フリウリ・グラーヴェとされていますが、グラーヴェらしい砂利ではなく、石灰を含む粘土質土壌が特徴です。ワイナリー内で必要とする電力の70%を太陽光エネルギーで賄い、サステイナビリティーにも力を入れています。このエリアで初の「トレ・ビッキエリ」をピノ・ビアンコで獲得して以来現在まで連続して同評価を勝ち取り続けています。
■フリウリの伝統的な土着品種、リボッラ・ジャッラの個性をベストな状態で引き出しながらも、親しみやすい味わいに仕上げています。■空気と接しないシャルマ方式で製造されているため、葡萄のフレッシュなアロマが楽しめます。エレガントな舌触りで、インパクトのあるフローラルノートと微かな草の香り、バランスの取れた酸と風味が感じられます。長い余韻とミネラル感が残ります。■魚介のマリネなど、前菜との相性が非常に良く、また、ハーブのニュアンスも持っているので白身肉の香草焼きなどもおすすめです。天ぷらなどと合わせると衣のサクサクの食感と、泡のクリスピーさが良い相性で美味しく楽しめます。
■2012-2016ヴィンテージ 5年連続ガンベロロッソ「トレビッキエーリ」獲得 ■熟したエキゾチックなフルーツ、白桃、甘いスパイスの香りが、包み込むような芳醇なアロマを作り出し、なめらかで温かみある口触りが魅力です。■36時間低温マセラシオン後、葡萄をソフトプレス。温度管理下で発酵した果汁を澱の上で数ヶ月間熟成しています。■魚介の前菜と相性が良く、また、オリーブオイルとハーブと使ったポークソテーや、チキンのグリル等にも合い、幅広い食事とワインの相乗効果を楽しめます。 飲み頃温度は8~10℃です。
■フルーティーなりんごとバナナ、バニラのアロマと白い花々のブーケが香る個性的でエレガントな白ワイン。フレッシュで生き生きとしていて、飽きの来なクリーンな味わい。■デブルバージュ(短時間のデキャンテーション)後、移動させた澱を温度管理下で発酵し、3月まで長期間澱の上で熟成しています。■前菜に非常に良く合い、スープ、リゾット、白身肉や魚介のコース料理等にも合います。チーズと合わせるならハードタイプまたは熟成したチーズがおすすめです。
丁寧に収穫した葡萄を短期間マセラシオンしています。発酵のためソーヴィニョンブランを温度管理下ステンレスタンク内で12カ月熟成。シャルドネとピノ・ビアンコはフレンチオークの小樽を使い発酵、熟成。エレガントで繊細なアロマと熟した果実の味わいの後に引く、カスタードの甘い香りが特徴。舌触りが滑らかで、温かみのあるフルボディ。クインス等の果実も適度に香ります。フレッシュで奥深く、ミネラル感がよく感じられます。コース料理の最初に飲むのに最適。魚介と白身肉、エビを使ったスパゲッティー等とよく合います。
フルーティーさとスパイシーさが絶妙なバランス。程良く厳しさも感じられながら、果実味がしっかりとした、なめらかな地良いフルボディ。徹底した温度管理下で毎日ピジャージュを行いながら12-15日間マセラシオンし、その後4-6カ月間スチールタンクで熟成。ローストした赤身肉や、牛肉の蒸し煮、ジビエ等との組み合わせが最適です。
包み込むような、エレガントなムスクと微量のベリーの香り。高貴で優美。選別した葡萄を温度管理下で12-15日間、毎日ピジャージュを行いながらマセラシオン。ステンレスタンクでマロラクティック発酵後、5-6カ月瓶内で熟成を行っています。ローストした赤身肉やジビエ等と相性が良いでしょう。
高原地帯で育てた葡萄は9月後半に、他は過熟した状態で10月に入って10日間の間に収穫。濃厚なスグリとブラックベリーが前面に出ていて、それに続くムスク、ペッパー、シナモン、タバコやくるみが感じられます。温かく、包み込むような柔らかさと良い風味を持ち、複雑で洗練された骨格のある造りながら、円みある長い余韻が特徴。ローストした赤身肉やジビエ等に最適。