1992年ナパのボニー・ドゥーンからリリースされたパシフィックリム・ドライリースリングはアメリカ人の味覚がより複雑で軽快な酸味を持つワインへと好みが変わっていくにつれ、オーク香が先行した平面的な白ワインに代わる選択肢となりました。需要と人気の高さからリースリングに特化するワイナリーの構想へと発展。2006年8月、ボニー・ドゥーンから少人数のスタッフが『アメリカで最高のリースリングを造る』という思いを持ちノースウェストで『パシフィックリム』ワイナリーを設立。コロンビアヴァレーはリースリング栽培に理想的な土壌と気候をもたらします。現在このブランドはボニー・ドゥーンの元を離れ、イタリアのバンフィ社が所有しています。方向性やワインメーカー、製法は継承しています。
シャンパーニュ方式で造られたリースリング100%の辛口スパークリング。以前販売していた商品はシャルマー方式で製造していましたが、製法・ボトルデザインを変更して再リリース。熟成期間は9か月。クリーミーな口当たりで愛らしい花の香り。
柑橘類の特徴がでる、接ぎ木をされていない「Geisenhem クローン239」で造られています。10月下旬にブリックス糖度22-23で収穫。葡萄はステンレスタンクで30日間低温発酵の後、週1.2回かき回しながら5カ月熟成。フレッシュで明るい側面を保つ為にオークの使用やマロラクティック発酵は行いません。西洋ナシとジャスミンの明るい柑橘類を感じさせます。Wine Enthusiast 90点 BEST BUY